関税の影響を気にせず投資！内需系の高配当株をチェック

今回は、「関税の影響が少ない内需系の高配当株」に注目してみました。
最近、国際情勢や貿易摩擦のニュースを見ていると、「関税が上がったら株価はどうなるの？」と不安になりますよね。特に輸出に頼る企業は影響を受けやすいですが、逆に国内でしっかり稼ぐ「内需系企業」なら、そんな心配も少なくて済みます。さらに高配当なら、安定したインカムゲインも期待できる！ということで、今回はそんな銘柄をピックアップするポイントを書きます。

なぜ内需系が関税に強いのか？

まず、内需系企業とは、簡単に言うと「日本国内の需要で稼いでいる会社」のことです。例えば、スーパーやコンビニ、通信サービス、不動産、生活必需品を扱う企業などが該当します。これらの企業は、海外からの輸入や輸出にあまり依存していないため、関税が上がっても業績への影響が小さい傾向があります。
対して、自動車や機械のような輸出主力企業は、関税が上がるとコスト増や売上減のリスクが…。だから、初心者としては「内需系」に目を向けるのも賢い選択なんです。

高配当株を選ぶメリット

内需系の中でも「高配当株」を狙う理由はシンプル。

1. 安定した配当収入：株価が多少上下しても、配当がもらえれば安心感があります。
2. 長期保有に最適：関税リスクが少ない分、じっくり持つのにストレスが少ない。
3. 初心者でもわかりやすい：身近な企業が多いので、業績やニュースを追いやすい。
   では、どんな銘柄が候補になるのか、見ていきましょう！

内需系の高配当株候補

キリン

• 配当利回り：約3.6%
• 特徴：ビール類シェアは国内首位級の売り上げを誇っています。海外は豪州、アジアが主力です。
• ポイント：非減配が長く、内需依存度が高く、関税や為替変動の影響が少ないです。配当と優待で長期保有向きです。

KDDI

• 配当利回り：約3.2%
• 特徴：総合通信の大手です。スマートフォンを軸に、ライフデザインサービスを拡大中です。
• ポイント：主力の通信事業は国内需要に依存し、関税や貿易摩擦の影響をほぼ受けません。海外事業（ミャンマーなど）は一部あるが、全体への影響は限定的です。

NTT

• 配当利回り：約3.6%
• 特徴：NTTは日本最大の通信企業グループの持株会社で、傘下にNTTドコモ、NTTコミュニケーションズ、NTT東日本、NTT西日本、NTTデータなどを擁します。元々は電話インフラの提供から始まり、現在は5Gや次世代通信技術「IOWN（アイオン）」の開発にも注力しています。
• ポイント：主力事業（通信、不動産、エネルギー）は国内需要に依存し、関税や貿易摩擦の影響をほぼ受けません。グローバル事業はあるが、全体の収益に対する依存度は低いです。

銘柄選びのコツ

• 配当利回り3%以上を目安に。欲張りすぎず、安定性を重視。
• 業績の安定性をチェック。売上や利益が大きくブレていないか確認しましょう。
• 身近な企業を選ぶと、ニュースや業績が理解しやすいですよ。

最後に

関税の影響が少ない内需系の高配当株は、初心者でも安心して投資を始められる選択肢の一つです。国際情勢に振り回されず、コツコツ配当をもらいながら資産を育てたいなら、ぜひ注目してみてください。
次回は、具体的な銘柄の分析や、最近の市場動向についても触れられたらなと思っています。それでは、またお会いしましょう！投資は焦らず、自分のペースで楽しんでくださいね。