2026年2月現在、高市早苗首相(総裁)が日銀審議委員に指名した2名(浅田統一郎・中大名誉教授、佐藤綾野・青山学院大教授)は、ともに「リフレ派」(再インフレ派)とされる経済学者です。
政府・日銀関係者のコメントからも明らかなように、これは高市政権が
- 積極財政(責任ある拡張財政)
- 金融緩和の長期化(急激な利上げを避ける)
を強く意識した人事だと市場は受け止めています。結果として、
- 円安圧力が再燃(一時156円台へ)
- 長期金利はやや上昇傾向
という反応が出ています。
一方、アメリカのトランプ政権2期目は関税政策が相変わらず予測不能です。
- 2025年に発動した自動車・部品への追加関税(当初25%→日米合意で15%に緩和)
- 相互関税が最高裁で違憲判決 → 代替として一律10%追加関税を発動(さらに15%引き上げ示唆)
- 鉄鋼・アルミは50%へ大幅引き上げ(日本は一部例外措置)
など、状況がコロコロ変わり、日本企業(特に輸出関連)の収益見通しが読みにくくなっています。
配当ミニ株投資家にとっての現状まとめ
| 項目 | 影響の方向 | 主な理由・現状 | ミニ株投資家への意味合い |
|---|---|---|---|
| 日銀の緩和姿勢継続 | 円安・株高圧力 | リフレ派委員2名で利上げペース鈍化見込み。名目成長(高圧経済)志向 | 日本株全体は上がりやすいが、円安で輸入コスト増 |
| トランプ関税の不確実性 | 輸出企業に逆風 | 自動車・部品・鉄鋼などへの追加関税が変動。報復関税リスクも残る | 輸出依存企業は配当維持が難しくなる可能性 |
| 全体相場 | 上値は重いが下支え | 円安+AI・半導体需要で日経平均は高値圏維持も、関税リスクでボラティリティ↑ | 配当狙いなら「安定+高配当」銘柄に絞るのが賢明 |
要するに、 「日本株全体は円安+緩和期待で上がりやすい環境」 だけど 「関税リスクで輸出セクターは配当が危うくなる可能性が高い」
という二重構造です。
ミニ株配当投資家が今できる現実的な対応5つ
- 輸出依存度の低い「内需・ディフェンシブ」銘柄を優先的に積み増し 関税の影響がほぼない(または軽微な)セクターにシフト。 例:
- 電力・ガス(東京電力HD、関西電力など)
- 通信(NTT、KDDI)
- 医薬品・食品(武田薬品、アサヒグループ、キリンなど)
- 小売(イオン、セブン&アイ) → 配当利回り3〜5%前後で安定感が高いものが狙い目。
- 高配当+自社株買い積極企業をミニ株で拾う 円安で輸出が増えても、国内収益基盤が強い企業は増益・増配余力あり。 例:商社(三菱商事、三井物産など)、総合電機の一部、インフラ関連など。 → ミニ株なら1株数百円〜数千円で分散しやすい。
- 配当利回り4%以上+連続増配10年以上を厳選基準に 関税リスクで業績が揺れても、財務体質が強固な企業は配当を維持・増配しやすい。 例:花王、ユニ・チャーム、ブリヂストン(タイヤは一部影響あるがグローバル分散)、JTなど。 → 暴落時にミニ株で拾えるチャンスを待つ。
- 円安メリットを享受できる「インバウンド・国内消費」関連を少量混ぜる 円安で外国人観光客が増えやすい業種。 例:鉄道(JR東日本、JR東海)、小売免税店関連、ホテル・不動産REITの一部。 → 関税リスクとは逆にプラスになる可能性。
- キャッシュポジションを多めに残しておく(最重要) トランプ氏のSNS一撃で関税率が10%→15%→?になる可能性はまだ残っています。 暴落時にミニ株を安く拾うための「弾」を必ず確保。 → 目安:投資可能資金の20〜40%は現金・待機資金に。
最後に:焦らず「配当が続く企業」を軸に
高市政権の緩和色+トランプ関税の不確実性で、2026年は「ボラティリティの高い相場」が続きそうです。 でも配当ミニ株投資の最大の強みは「株価が上下しても配当が入ってくる」点。 一喜一憂せず、
- 配当が減らない(減配リスクが極めて低い)
- 財務が健全
- 事業が日本国内中心or円安メリットがある
この3つを満たす銘柄をコツコツ集めていきましょう。
次のエントリーでは、具体的なミニ株おすすめ銘柄リスト(10選くらい)を更新予定です。 コメントで「このセクターが気になる」などリクエストがあれば反映します!
読んでもらいありがとうございました!
また次の記事で👋


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