こんにちは、初心者向けミニ株ブログの管理人です。投資の神様Warren Buffett氏が2025年に米国最大のヘルスケア保険会社、UnitedHealth Group(UNH)に約16億ドル投資したニュースが話題です。米国が不況に突入する懸念が高まる中、Buffett氏はディフェンシブなヘルスケアセクターに注目したようです。では、日本も不況が来るとしたら、どのセクターが強い? 今回は、日本のヘルスケア株に焦点を当て、2025年の不況に備える投資アイデアを考えてみます!
日本のヘルスケアセクターの強み
日本のヘルスケアセクター(医療・製薬・介護関連企業)は、以下の理由で不況に強いと言えます。
- 高齢化による安定需要
2025年、団塊世代が75歳以上の後期高齢者となり、人口の約18%が後期高齢者に。医療費は約54兆円に膨らむ見込みで、病院や製薬会社の需要は増える一方です。 - ディフェンシブな特性
不況時、消費財や自動車株は売られやすいですが、病気や介護の需要は景気に左右されにくい。実際、2008年のリーマンショック時も、ヘルスケア株は相対的に安定していました。 - 政策支援と成長性
経済産業省の「アクションプラン2023」では、ヘルスケア市場を2020年の24兆円から2050年に77兆円へ拡大する目標が掲げられています。医療DX(デジタル化)やAI診断、在宅医療の推進も追い風です。
おすすめの日本ヘルスケア株4選
ミニ株投資家向けに、不況に強い日本のヘルスケア株をピックアップ!
- 第一三共(4568)
がん治療薬など新薬開発で成長中。2025年3月期の売上高は過去最高見込み。不況でも医薬品需要は安定。 - テルモ(4543)
医療機器大手。カテーテルや人工心肺装置など、高齢化で需要増。海外売上比率も高く、為替メリットも。 - ニチイ学館(9792)
介護サービスや医療事務支援を提供。2025年問題で在宅介護や人材派遣の需要が急増中。 - 武田薬品工業(4502)
日本最大の製薬会社。グローバル展開で抗がん剤や希少疾患薬が強み。配当性向は80%超と高めで財務負担が気になるものの、減配せず安定配当を継続中(2025年8月時点、1株180円)。不況時の安定感は魅力。
初心者ミニ株投資家はどうする?
ヘルスケア株は1株単価が高いものも多いですが、ミニ株なら100株未満の少額投資が可能! 例えば、第一三共は1株約5,000円、武田薬品は約4,500円(2025年8月時点)ですが、1株から買えます。不況に備え、ポートフォリオの10-20%をヘルスケア株にすると守りが強くなるかも。ただし、個別企業のリスク(例: 新薬開発の失敗や武田の財務負担)もあるので、分散投資を忘れずに!
2025年問題とヘルスケアの未来
2025年問題は、医療費増大や人材不足が課題ですが、逆にヘルスケア企業の成長チャンスでもあります。政府は地域包括ケアシステムや医療ICTの推進を強化しており、遠隔医療やAI診断の導入で効率化が進む見込み。こうしたトレンドに乗る企業は、不況下でも安定成長が期待できそうです。
皆さんは日本のヘルスケア株、どう思いますか? 不況対策に買いたい銘柄や質問があれば、コメントで教えてください!
(参考: 日本経済新聞、厚生労働省、経済産業省の公開資料)
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