日経平均最高値更新! まだ割安かもしれないセクターや銘柄を探る~PBR1倍割れを基準に~

日本株の33業種

こんにちは、初心者向けミニ株投資ブログ「syosinsyaminikabu.com」の管理人です。今日は、2025年8月12日の市場で日経平均株価が史上最高値を更新したというホットなニュースを基に、まだ割安感が残るセクターや銘柄について考えてみましょう。基準はPBR(株価純資産倍率)が1倍を割れている銘柄を中心にピックアップ。PBR1倍割れは、企業の純資産に対して株価が安い状態を示す指標で、割安株の目安として人気です。ただし、投資はリスクを伴いますので、参考程度にどうぞ!

まずは今日の市場振り返り

本日8月12日、日経平均株価は前週末比897円69銭高の4万2718円17銭で引け、昨年7月以来の最高値を更新しました。一時4万2999円71銭まで上昇し、米国のトランプ政権下での関税懸念が後退したことや、AI関連の期待、マネー膨張の影響が買いを誘ったようです。 全体相場が盛り上がる中でも、すべてのセクターが均等に上がっているわけじゃないんです。むしろ、PBR1倍割れの銘柄が多いセクターは、出遅れ感が強く、将来的な上昇余地があるかも?

PBR1倍割れとは? なぜ割安の目安になる?

PBR(Price Book-value Ratio)は、株価を1株あたりの純資産(BPS)で割った値です。計算式はシンプル:PBR = 株価 ÷ BPS

  • PBRが1倍未満(1倍割れ)だと、株価が企業の解散価値(純資産)より低い状態。つまり、理論上は割安で、市場がその企業の価値を過小評価している可能性があります。
  • ただし、注意点:PBR低位は業績低迷やリスクが高い場合もあるので、単独で判断せず、PERや配当利回りも合わせて見ましょう。東証の改革でPBR1倍割れ解消に向けた動きが活発化している今、こうした銘柄は株主還元(配当増や自社株買い)の期待も高まっています。
  • 具体的なPBRの事は自分の過去記事https://syosinsyaminikabu.com/what-is-pbr/をご覧ください。

まだ割安かも? PBR1倍割れの主なセクター

2025年現在の市場データから、PBRが全体的に低いセクターを挙げてみます。主にエネルギー、素材、運輸関連が多く、出遅れ業種として注目されています。 これらは日経平均の上昇に比べて株価が抑えられており、インフレや景気回復で巻き返しのチャンスありかも。

セクターPBRの目安(平均値)理由・特徴
電力・ガス0.5~0.7倍規制産業で安定だが、株価が低迷。エネルギー価格変動の影響大。
運輸・物流(海運含む)0.5~0.8倍グローバル需要に左右されやすい。コンテナ不足や燃料高で割安感残る。
鉄鋼・金属0.5~0.6倍原料価格の高騰で利益圧迫も、需要回復期待。PBR低位が多い。
自動車・輸送機0.6~0.9倍EVシフトの過渡期で株価低迷。輸出関連で円安メリットも。
建設・資材0.7~0.9倍インフラ投資期待だが、人手不足で割安。公共工事増加の見込み。

これらのセクターは、TOPIX比でPBRが低く、過去平均からの乖離もマイナス圏。日経平均の最高値更新で市場全体が活気づく中、ここに資金が流入するかも?

具体的なPBR1倍割れ銘柄の例(2025年8月時点)

最新のランキングから、PBR1倍割れで配当利回りが高め、または業績予想が強気の銘柄をピックアップ。初心者向けに、ミニ株(単元未満株)で買えるものを中心に選びました。データは2025年8月1日~12日頃の参考値です。 株価は変動するので、最新を確認してくださいね。

  1. 中部電力 (9502) – PBR: 0.5倍
    安定した配当(利回り約3-4%)で人気。エネルギーセクターの代表格。
  2. INPEX (1605) – PBR: 0.51倍
    石油・ガス開発大手。資源価格上昇で業績上向き。四季報予想も強気。
  3. 日本製鉄 (5401) – PBR: 0.53倍
    鉄鋼セクターの雄。株主還元強化中。高配当でPBR低位。
  4. ホンダ (7267) – PBR: 0.6倍前後
    自動車大手。EV投資が進む中、割安感強い。四季報が会社予想より強気。
  5. 日本郵船 (9101) – PBR: 0.7倍前後
    海運セクター。物流需要で回復期待。高配当株として注目。
  6. 住友金属鉱山 (5713) – PBR: 0.53倍
    非鉄金属。資源関連でボラティリティ高いが、割安。

他にも、日本精工 (6471) や三菱ケミカルグループ (4188) などがPBR1倍割れでリストアップされています。 これらは配当利回りランキングでも上位に入るものが多く、長期保有向きかも。

まとめと注意点

日経平均の最高値更新は日本株全体の追い風ですが、PBR1倍割れのセクター(電力・ガス、運輸、鉄鋼など)はまだ割安感が残り、投資チャンスかも。ただし、市場は変動的。米関税や円相場の影響を注視しましょう。 初心者は少額からミニ株で試してみて! 投資判断は自己責任でお願いします。次回はこれらの銘柄の詳細分析をお届け予定です。コメントお待ちしてます!

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