ホンダとトヨタの決算をチェック!利益減でも配当利回りは長期で魅力的?

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こんにちは、初心者投資家の皆さん!今回は日本を代表する自動車メーカー、トヨタ自動車(7203)本田技研工業(ホンダ、7267)の最新決算を覗いて、利益減の背景や減配の可能性、そして長期的な配当利回りの魅力について、初心者でもわかるように解説していきます!🚗

1. 2025年3月期決算:トヨタもホンダも利益減のワケは?

最近、トヨタとホンダの2025年3月期の決算が発表され、両社ともに大幅な減益が予想されています。ニュースでも話題の「トランプ関税」の影響が大きく、自動車業界全体に暗い影を落としているようです。では、具体的に何が起きているのでしょうか?

トヨタ:営業利益19.7%減、でも盤石の財務力

トヨタは世界販売台数で首位を誇る自動車メーカーですが、2025年3月期の営業利益は前期比で19.7%減、親会社帰属純利益は27.8%減と厳しい見通しです。特に、トランプ政権の関税政策が北米での利益を圧迫。4~5月だけで関税が営業利益を1800億円押し下げると試算されています(@masaru_kaneko)。それでも、トヨタは財務基盤が強く、ハイブリッド車需要や日本市場での安定した地位が支えになっています。

ホンダ:営業利益59%減、でも二輪が救世主?

ホンダも厳しい状況で、2025年3月期の営業利益は59%減の5000億円、純利益は6500億円減と大幅な減益見込みです。為替レートを1ドル=135円と保守的に見積もっているため、円安が進むと少しマシになる可能性もあります。ホンダの強みは二輪事業。四輪事業が苦戦する中、二輪の安定した利益が会社を支えています。北米での現地生産体制も、関税リスクを軽減する要因として注目されています。

2. 減配の可能性は?株主還元の方針をチェック!

「利益が減るなら、配当も減っちゃうの?」と心配な方もいると思います。確かに、利益減は減配リスクを高める要因ですが、トヨタとホンダの配当方針を見ると、少し安心できるポイントがあります。

トヨタ:5期連続増配で配当利回り3.35%!

トヨタは2025年3月期の年間配当を1株あたり90円(前期比15円増)と発表し、5期連続の増配を予定しています。現在の配当利回りは3.35%と、普通預金(ほぼ0%)と比べると魅力的!トヨタは「安定的・継続的な増配」を目指しており、財務力の強さから減配の可能性は現時点で低いと考えられます。

ホンダ:減配リスクはあるけど、DOEで安定感

ホンダは2026年3月期以降、配当方針をDOE(調整後親会社所有者帰属持分配当率)3.0%を目安に変更し、より安定した配当を目指しています。2024年7月時点の配当利回りは4.0%と高水準!ただ、2021年に11年ぶりの減配(年44円)を経験した過去があるため、利益減が続けば減配リスクはゼロではありません。それでも、二輪事業の安定性や財務の健全さが下支えとなりそうです。

2021年3月期に新型コロナの影響で112円の配当金が、一時的に82円まで減配しましたが、長期保有の投資家にとっては我慢の価値がありました。2022年3月期には110円、2023年3月期には120円と急速に回復。さらに、2024年3月期は株式分割(1:3)後の68円(分割前換算で約204円)と、過去最高益を背景に高水準の配当を維持しています。

3. 長期で見ると配当利回りは上がる?投資の魅力は?

短期的な利益減は気になりますが、長期投資の視点で見ると、トヨタとホンダの配当利回りは魅力的です。なぜなら、株価が下落すると配当利回りは上昇するから!過去のデータを見ても、両社の配当利回りは安定して高水準を維持しています。

  • トヨタ過去5年で配当額は2倍に増加(45円→90円)。株価が調整局面に入っても、配当利回りは3%前後をキープし、長期投資家にとって魅力的な水準です。
  • ホンダ:2024年7月時点でPER8.2倍、PBR0.65倍と割安感があり、配当利回り4%は投資チャンスとも言えます。過去20年の平均PER(10倍)に比べても、株価は割安水準です。

さらに、両社はグローバルでの競争力や技術力(ハイブリッドやEV開発)を持ち、長期的な成長余地は十分。トランプ関税の影響が落ち着けば、株価の回復とともに配当利回りの魅力がさらに高まる可能性があります。

4. 初心者投資家はどうすればいい?

「じゃあ、トヨタとホンダ、どっちを買えばいいの?」という方へ、投資のポイントをまとめます!

  • トヨタがおすすめな人:安定感を重視したい、増配継続に魅力を感じる人。財務力とブランド力で、長期投資の安心感はピカイチ!
  • ホンダがおすすめな人:高配当利回り(4%)を狙いたい、割安株に投資したい人。二輪事業の安定性も魅力。
  • 投資のコツ:短期的な株価変動に一喜一憂せず、配当を再投資して複利効果を狙うのがおすすめ。トランプ関税の動向や為替レートもチェック!

まとめ:利益減でも長期投資のチャンス!

トヨタとホンダの2025年3月期は利益減が予想されますが、決算ではこの影響がすでに織り込まれています。減配リスクはゼロではありませんが、両社の財務力や配当方針を考えると、長期投資家にとっては高配当利回りのチャンスとも言えます。特に、トヨタの3.35%、ホンダの4.0%の配当利回りは、普通預金や他の投資と比べても魅力的!これからも両社の動向をチェックしながら、じっくり投資を考えてみましょう。

投資は自分の判断が大事。無理のない範囲で、未来の資産づくりに挑戦してみてくださいね!😊

(注)投資はリスクを伴います。最新の決算情報や市場動向をチェックし、ご自身の判断で投資を行ってください。

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