鉱業とは石油や石炭を加工する業種ではなく掘り出したりする業種のことです。
日本国内では資源が乏しくあまり銘柄数がありません
最近はトランプ政権になり米国がシェールオイルの採掘の制限をなくしていくという
見通しにより株価が軟調になっています。
鉱業における為替変動の影響
日本の鉱業セクターは、輸出と輸入の両方において為替レートの変動から影響を受けます。
輸出への影響
- 円高
- 日本の鉱物資源の輸出価格が海外市場で上昇し、価格競争力が低下する可能性があります。
- 輸出量の減少や、海外売上高の目減りにつながる可能性があります。
- 円安
- 日本の鉱物資源の輸出価格が海外市場で下落し、価格競争力が高まる可能性があります。
- 輸出量の増加や、海外売上高の増加につながる可能性があります。
輸入への影響
- 円高
- 鉱物資源の輸入コストが低下し、企業の収益性向上に繋がる可能性があります。
- 輸入物価の低下を通じて、国内のインフレ抑制に寄与する可能性があります。
- 円安
- 鉱物資源の輸入コストが増加し、企業の収益性悪化に繋がる可能性があります。
- 輸入物価の上昇を通じて、国内のインフレを助長する可能性があります。
日本の代表的な鉱業3社
INPEX(1605)
- 原油・天然ガスの探鉱・開発・生産を手掛ける日本のエネルギー供給を支える企業です。
- https://www.inpex.com/
石油資源開発 (1662)
- INPEXと同じく原油・天然ガスの探鉱・開発・生産を行う企業で、国内資源開発にも注力しています。
- https://www.japex.co.jp/
日鉄鉱業 (1515)
- 鉄鉱石、石灰石などを採掘・販売する企業。日本の鉄鋼業を支える重要な役割を担っています。
- https://www.nittetsukou.co.jp/
鉱業の5年のチャート推移
日本取引所グループの業種別 鉱業の5年チャートを見てみましょう。

コロナショック時に世界各国のロックダウンや需要の低下などにより
2年近く軟調になりコロナの影響が和らぎ企業や個人の動きが活発化すると
ずっと上がり調子になっていて
最近軟調にまたなりかけているのが分かります。
まとめ
鉱業株は石油や石炭などを掘り出す業種なので
成長する業種ではない代わりに
掘り出す資源が枯渇しなければ利益は生み出せるという特徴があります。
しかし日本国内の鉱業株は大国の政策などにより資源そもそもの価格が下落したり
する危険度が高いので
あまりにも割高な時に投資をするのは危険だということが分かります。
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